HOTEL ANTEROOM KYOTO

HOTEL ANTEROOM KYOTO | ホテル アンテルーム 京都

7Aketacho Higashi-Kujo Minami-Ku Kyoto Japan
info@hotel-anteroom.com
TEL 075-681-5656

Exhibition

DAISY BALLOON 「MOBILE」孤立した僕達はどうして失われた共同体を求めてしまうのか。

会期:2016年4月9日(土)- 5月8日(日)
オープニングレセプション:2016年4月8日(金)19:00-21:00 参加無料
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この度、ホテルアンテルーム京都では、4月9日(土)から5月8日(日)まで、東京を拠点に活動するDAISY BALLOONによる個展を開催致します。

現代に生きる私たちが「問題なき問題」に直面していること。これが、本展におけるテーマの出発点となりました。現代、特に先進国に生きる人の多くは、自由や平等、人権を確保され、生命体として満たされた状態にあります。藝術を生み出すアーティストにとって、このような生命体としての苦悩がなく、身を以て「問題」を感じることが少ないという状況は、換言すれば、「問題なき問題」を抱える、ということになります。一見、飽和しきった、出口なき問題に見えるこのテーマも、ゆっくり息を潜めて思索していくと、そこには狭められた個という孤独のかたちがぽっかり浮かび上がってきます。かつて孤独を含むさまざまな苦悩や悲しみは、大きな共同体に根付いた物語という共感装置によって昇華されてきましたが、個を重視する現代に至り、私たちはそのコミュニティを失いつつあります。もちろん、個として生きなければならなくなった人間は多くのものを得ましたが、同時に、昇華しきれない孤独を義務付けられたのです。もう、私たちは大きな共同体で自分の延長として他者を感じることはできないのでしょうか。始まりはひとつであっても、一度分散したら戻ることがないビックバン以降の宇宙の膨張、そして、そこに散らばってしまった粒子のように、人は孤立し、分散していく運命にあるのでしょうか。

古き文化が守られ、失われた共同体がまだ残っている京都という地は、『MOBILE(モビール)』の作用がなされている数少ない都市だと言えるかもしれません。この『MOBILE』とは、バランスを保ちながら個体を繋げるストラクチャのことで、京都では、人々が個として分散せずに、コミュニティを形成しているように思えます。それを現代まで持続可能にしてきたのは、個の力がより巨大な都市という器にかしづき、都市もまた個に還元してきたからでしょう。失われた共同体の存在に気づき、自らが何をすべきかを考える、本展が、そのような機会となれば嬉しく思います。

DAISY BALLOONMOBILE
孤立した僕達はどうして失われた共同体を求めてしまうのか。
We have become independent but why do we seek community?

会期:2016年4月9日(土)- 5月8日(日)
オープニングレセプション:2016年4月8日(金)19:00-21:00 参加無料

会場:ホテル アンテルーム 京都 | GALLERY9.5(担当:上田)
〒601-8044 京都市南区東九条明田町7番
TEL:075-681-5656 email:info@hotel-anteroom.com
営業時間:12:00-19:00 無休
www.hotel-anteroom.com

主催:ホテル アンテルーム 京都 | GALLERY9.5
協力:株式会社山田写真製版所
会場構成:村山圭(PHAMILY)
企画構成:佐々木新/清野琴絵(HITSFAMILY)

DAISY BALLOON (Balloon Artist)
DAISY BALLOONは、世界を舞台に活躍するバルーンアーティストRie Hosokai(細貝里枝|1976年)とアートディレクター、グラフィックデザイナーのTakashi Kawada(河田孝志|同年)からなるアーティストユニット。
2008年結成以来、「感覚と質」をテーマに掲げ、バルーンで構成された数々の作品を制作。なかでもバルーンドレスは、繊細さが細部まで行き渡った建築物を思わせ、多くの人々を魅了している。また、彼らは日々、哲学的テーマを探求して、物や人とディスカッションすることをフィールドワークとしているが、その眼差しは常に、他者との本質的な融合に向けられている。
www.daisyballoon.com

日程 日数
人数 部屋  
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